bookたなかれいこ『腸がよろこぶ料理』読了 ~腸と健康・感想その2
さて 先日の続きです
1章 腸をいたわる食材
あなたと家族の未来は「今日何を食べるか」による(大切なのは美味しく食べること)
お米、野菜、芋類などの穀菜食は必要な炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルといったほとんどの栄養素を備えている。中でも腸を元気にするのは、お米、野菜、芋類の食物繊維です。食物繊維は大腸に送られ、分解され短鎖脂肪酸が生成されます。
また、ノルアドレナリン、ドーパミンとならぶ三大神経伝達物質の一つ幸せホルモンのセロトニンは「体温の調整」「睡眠周期」「知覚」「消化吸収」「腸のぜん動運動」などの生理作用と関わり心身を安定させる役目もある。このセロトニンも大半が腸内で残り少しが脳内でつくられるといわれている。腸内フローラを整える食事で腸内の健康が保たれ、セロトニンも正常につくられる。
お米、味噌、醤油、オイルを常備して季節の野菜を求めることからはじめてみましょう
気持ちが落ち着いてきたことや、便の量が増えてきたことで分かってきます
腸のエネルギー源は
大腸上皮細胞のエネルギー源:100%短鎖脂肪酸
小腸のエネルギー源:グルタミン6割&ケトン体2割
本にもある短鎖脂肪酸は腸内細菌が食物繊維を分解するときにできる代謝産物
私は腸内細菌にまだ不安があるので。。。大腸を酪酸菌の『強ミヤリサン』で集中ケア+また医療用サプリ『グルタジェニックス』で小腸の回復も図っています
菌にとって居心地よい腸をサプリと日々の食事で作る
サプリ無しでいければ良いのだけれども
次回の検査で消化吸収に問題がなくなっていれば飲む必要もなくなりそう
食事=治療
あと、出てきたセロトニン!は超大事なのだが。。私セロトニンがあまり作られていなくて(分泌っていうのかな?検査で調べればわかる)困った😓この話はいつかまた別のところで。。。
大腸の話。詳しくは江部先生のブログでどうぞ
↓
米
お米には主にでんぷん質と少量のたんぱく質、ビタミンB群が含まれています。うるち米に含まれるでんぷん質は小麦や砂糖と比べ、ゆっくり消化されるため、血糖値が急上昇せず、長い時間維持されるので脂肪が蓄積されにくいのです。ーー
私達のからだの消化システムはそう短期間では変わることはできません。けれども食環境は変わってきているのです。その弊害は癌をはじめとし、生活習慣病をいわれる患者が溢れていることからをみても明らかです。p30
著者の方は日本人は昔からお米を食べてる、というので欧米化の食生活や加工食品からの脱却++お米押しされます。この辺は個人で異なるのではないかとも思いますが。大昔は肉食をしていたのだから、と肉食押しされるドクターもいますので。。最後は知識をつけて自分で判断せねば。血糖値急上昇の話、私も検査結果を見て散々言われた。。身体に負担なんですよね。つい最近まで気にした事なかった😓
加工食品に関しては同意見。成分表示をみる癖がついて「スーパーで材料買ってサッと作って食べよう。凝ったものじゃなくていいかんだし」って機会増えました。忙しいなら卵かけごはんとか~辛子明太子ごはんバターのせとか。海苔散らせるとおいしい♡
冷凍庫に常備してある玄米ご飯。私は近所にある「F&F」の有機か減農~発芽玄米を発芽させて炊いてます。発芽させると歯ごたえがあって美味しい!お弁当につめたり~一週間で三合なくなる位かな。忙しいときはオフィス街によくある「おむすび権兵衛」さんもよく使ってます!白米もおいしくて大好き!🍙デカイけど
↑伊賀焼で有名な かまどさん・学生時代セゾンカードでポイント貯めて交換した宝物
芋
でんぷん質は多糖類のためゆっくり私達のエネルギーとして使われます。里芋・長芋・八頭の粘々とヌメリは成分のガラクタンとムチンによるもの。前者は免疫力を高め癌や腫瘍の予防効果。後者は体内で働いたあと消化できずに排泄される。水溶性食物繊維ムチンは善玉菌の餌となる+肝臓や腎臓胃腸の働きを活性化する~等いろいろ。お芋たちはおなかから温めてくれます。(中でもサツマイモ)関東では6月末から収穫されるじゃがいもはナス科に属するため冬の間は食べない。
サツマイモは今もおやつに食べています
実家暮らしだと里芋やヤツガシラもよく食べていた。。一人暮らしでは食べないけれど
どのくらい血糖値があがるか血糖値測定器でもって実験したいのですが、いまだ叶わず。長いもは簡単にできるバター焼きもおススメ。煮物が苦手なので里いもはあまり食べず。芋がら!!食べると癖になりますね、おばあちゃんがよく作ってくれて私だけガツガツしていた思い出の食べ物
野菜
開催している料理教室では主役はほとんど野菜です。ベジタリアンやビーガン向けではありません。--
草食動物が動物性のものを食べないにもかかわらず、大きなからだと美しい筋肉なのは植物を効率よくエネルギーに変える腸内細菌やその他の消化器系の菌をもっているため。p68
季節の野菜を摂るのは大賛成〜でも野菜が主役は難しい・・スープやお味噌汁で多く摂るくらい。冬は生野菜はあまり食べないし。。塩揉みや漬物くらいかなあ。さむい。。
野菜や青汁だけで健康的に生きている人がいる=これは事実
でも身体の造りが違うという話を聞いたことがあります
「(そういう人達は)腸内細菌が必須アミノ酸を作ってくれている。ここに居るあなた方がそのような優秀な腸内細菌をもっていることはないと断言出来るくらい少数派」
人以外の草食動物もそうなのかな。某分子栄養学のセミナーにて聞いた話です。こういう方々は必須アミノ酸やその他必要な栄養を菌が合成してくれているらしいです。羨ましい!!アミノ様や善玉菌に高いお金だし+治療している身としては。。欲しいその腸!
この本・砂糖を使っていないレシピが多く載っています!日本で豆料理と言うと砂糖を大量に使うと思うので(このblogには載せてはいないので本を見てみて下さいませ)今度トライしてみたい。白バルサミコ酢買わないとなあ
本の中でも「栄養素がほぼないと言われている砂糖」って言われてる砂糖
デンタル🦷フロス愛用しはじめた頃から〜砂糖の使われたモノを食べると口の中がベタベタして気持ち悪いのを実感〜栄養がないなら摂らなくてもよさそうなのに外食とか加工食品にはシレっとはいってるので気を付けたい(生理の時は貪るように甘いもの食べたくなるけれど)🤔砂糖中毒ってことばもある位なので注意したい
2章 腸を冷やさない夏野菜の食べ方
免疫力は腸の善玉菌がつくりだしている。
食べ物には身体を冷やす性質のもの(夏野菜)と、温める性質のもの(晩秋~冬)がある
現代人は年中腸内が冷えていて35度台の人も珍しくない・夏に冬野菜はありませんから夏野菜を冷やさない性質にして食べること
・冷蔵庫から出して常温に戻してから食べる
・味噌や醤油は体をあたためる効果が高いうえ、善玉菌を増やしてくれる効果も
・加熱調理する(にんにく・しょうがの併用で相乗効果)
生姜は生のままでは体を冷やす作用(ジンゲロール)があるが、乾燥や調理加熱で血行促進や免疫力をあげる(ショウガオール)という成分に変化・熱をつくってくれる
薄切りにし、風通しのいい所で干して<自家製干ししょうが>にしておくといい
夏野菜・にんにく、しょうが・チアシード・オメガ3系オイル・オリーブオイル・で美味しく組み合わせた料理で健やかな夏を!p104
冷房無しは無理ですが。。夏でも冷えない身体になりたい
生姜と漢方は私には全く?効果感じなかったです。。鍼と整体で筋肉を緩めつつ&たんぱく質摂取
これらが私の身体には効果あり。ここまで来るのに何年かかった?かな
長かった・・・その後溶岩ヨガなど本格的にやり始め基礎体温上がりました。岩盤浴の様な状態でヨガをすると身体があったまりじんわり発汗。普通のスタジオで行うヨガよりも私には向いていた様で平熱は36度台に🔥
胃がつらくて消化負担の少ない~胡瓜とか果物をよく食べていたのが結果内蔵を冷やすことになったのもあるかなぁとも思える
↓ 番外編・血流を改善したら温かくなってきた身体
夏鍋レシピや
お稲荷さん砂糖なし~白バルサミコ酢使ったレシピあり
以降はミニコラム+レシピで構成されています
一部抜粋
海藻
海藻を消化する酵素を作る細菌:日本列島に住む日本人だけ
隣の韓国も海藻は食べるが生では食べない・ヨーロッパでもたまに食べる
食べ物をたべても消化する酵素がないと、その栄養を使うことはできない
梅
殺菌力が高くコレラ菌なども退治
抗生物質の場合、体の有益な菌まで抑えますが、梅の場合は有害菌のみ
これ以外にも素敵なコラムやレシピ満載です。
気になりましたら是非・お手元にどうぞ
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私は子供のときからお腹が冷えていたので、それが普通だと思ってた
お腹をほぐす整体受ける→整体師『かにぱんさん、腹の筋肉かたすぎっす。奥に入らない・・・はじき返される』
お腹ポカポカはありえるんだ
はやくぬくもり溢れる人間になりたい・そう願ってもいました
今私のお腹は温かいことが多くなってきてます、やった!
食事も気をつけているし+冬の防寒は完璧だし、色々やっていることが実を結んだのでしょうか
≪≪ある日のランチ風景≫≫
左は休日ゆっくりあまりもの消化ランチ・これだとたんぱく質が足りない→お味噌汁を豚肉たっぷりの豚汁にしたり~プロテインを足すなど
右はお弁当を持っていけなかった時の外食ランチ・素材に拘ったお店です。おやつにプロテイン^^追加など
2016/7月に発売されたこちらの本
気になっており図書館で借りようとすると
とっても人気が有ったみたい・手元に届くまで時間がかかりました
お値段もこの厚みで強気の値段設定
全てカラー印刷なので仕方ないかな
手間のかからないレシピがお気に入りになった本でした
健康については様々な視点から学ぼうと思っていて
つぎに読みたい本はこちら。京都で開業されているあいこ先生の本
ブログ愛読^^
これもオススメ↓
bookたなかれいこ『腸がよろこぶ料理』読了 ~砂糖を使わないレシピ・感想その1
上野公園にて
野生化したインコ2羽が桜を散らす場面に出くわしました
花びらではなく 花がヒラヒラ舞い落ちていく
飽きずにずーーーと繰り返すインコ
もはや害鳥・・?
今日のおススメ本
砂糖を使わないレシピ満載☆で嬉しい
健康は日々の食事からつくられます、ご参考にどうぞ
手足の冷えは気にしていても
お腹の冷えを気にしない人、結構いるのではないでしょうか?
なぜ冷えているとダメなのか、それは腸内細菌:悪玉菌が優勢になりやすいから・・・
気にならない方はいいのですが
わたしの過去は悪玉菌優勢な:生ける『毒ガス兵器』
そこには戻りたくない!!二度と
↓ 毒ガスの詳細はこちら・内容一部更新しました
巻末にあった言葉
『腸内の細菌たちのバランスが私たち人間のこころと身体の健康を作っていてくれることーーーーミラクル』
これ!栄養療法を学ぶ&実践するにつれて実感しております
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