book「視力を失わない生き方」読了~眼鏡で視力回復をたくらみ中

        

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       イヴの夜、皆様いかがお過ごしでしょうか

 

江部先生おすすめの本を読み終わったので

感想なんぞを書いていきます

がまずは駄文から

 

 

 

かにぱんは子供の頃から「がちゃ目」で疲れやすく(斜視ではなく視力差)

最近はPC業務もたたってか

3-4年ほど前に作った眼鏡があわなくなっています

 

さらに目からくるのか?首や肩の疲労にも悩んでいるかにぱんです

勿論鍼治療で楽にはなるのですが、仕事でまただるさ&痛みがでてきてしまう

(長期休暇中は大丈夫なので仕事が良くないのでしょうか

ストレスや座りっぱなしもあるかな)

眼鏡がなくても問題なく過ごせる視力はあります

ですので

疲労は左右差のせい??

背中~首~三角筋周辺のこりが治りづらいのはそれが理由だろうか

 

眼鏡をかけるきっかけは視力検査で引っかかったため

小学生高学年~中学まではチェーン店で作成

高校時代~は親戚が眼鏡店を営んでいたのでそこで作成

                       作成してくれていた伯父が昨年亡くなる

 

 

最近は数千円で買える激安店もあるので

眼鏡でおしゃれを楽しむ人も増えてきてますね

でも、レンズやフレームは日本製がいいよなっと言い出すと

↓   この位の金額にはなるのです(老眼ですともっと掛かりますよ)

レンズ片目2万+2万+フレーム2万=合計6万

 

今まで親戚価格で安く済んでいたため、新しく眼鏡を作るとなると

躊躇してしまう金額・・・しかしこのまま治療&疲労が続くのも困るわけで

明日(クリスマスだわ。。)眼鏡を作りに行って来ます

何事もチャレンジですな

 

友人の紹介で三ヶ月前に予約をしたお店、やっと順番きたのです~

  • その友人は視力が回復していました!凄い
  • 検査だけで1時間半はかかるそう!これも凄い
  • ちなみに検査員によっては人格攻撃もしてくるそう!?ナンダソレ

 

友人、視力回復しても眼鏡はしています

紫外線カットのため+眼鏡は遠くを見る日常用と手元作業用でかけ分け、目や脳の負担を軽減しているようです。のでお値段も倍かかるかかる

  >>>仕上がりが今から楽しみ☆ クリスマスプレゼント☆

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視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ (光文社新書)

視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ (光文社新書)

 

 

『視力を失わない生き方』感想

 

江部先生が糖質制限つながりでご紹介されていた本

ドクターX並みのドロドロ?日本の学会のレヴェルの低さを暴露

製薬会社との癒着や大学と学界の強固なつながりなど、お金が絡むと事実も都合の良いように捻じ曲げられるようです

どこにでもある話ですが、医療の世界でそれをやるのは勘弁してほしい

 

以前、彼が医学部を辞める時に担当教授と副担はその行為が理解できなかったようで

医者=偉い+選ばれし者。という図式でそれを放棄することの愚かさを語り説得を試みてきたと言っていたのを思い出す・・・

 

著者は患者の側の情報&認識不足をあげており、総合病院や大学病院は「研修病院」「練習病院」なのに最高の病院と勘違いしている、と。研修=練習。総合病院はほとんどが大学の医局と関係を持っているそう。高齢者ほど権威のありそうな病院を有難がるイメージかな。待ち時間が長いので私は行かないなぁ・・

 

一部要約抜粋

水晶体の老化が白内障。ほうっておくと眼圧が上がり緑内障になるのに日本では経過観察している間に緑内障にかかり視神経が駄目になる患者をよくみる、と怖いことが書いてある><p108

白内障は祖母が手術をし、劇的にみえるようになったそう。高齢になるほどかかりやすい病気ですが、目が白く濁っている老人をたまにみかけるのは放置している人なのかしら?そのまま失明したら家族が大変そうです。。。

 

前回blogに書いたオメガ3の話もでてきました→抗酸化作用のあるDHAEPAの脂質が網膜にある細胞を守っていると。目の体操などと雑誌やTVでアンチエイジングとしてもてはやされた→高速でグルグル眼球を回す自称「体操」行為は網膜剥離になるのですぐに止めて、と。。ウウム(-""-;)

 

さらに眼圧はドイツ人の眼を使って測られた。日本人は正常範囲だからと安心できない。正常眼圧は角膜の厚みにより変動するもので、日本人は角膜が薄いからね、と。。。

 

加齢黄斑変性のくだりなんて本当に酷い。人よりもお金に重きを置いていらっしゃる

p237世界的な基準を無視して日本独自のルールをつくり、メーカーに利益がいくようにしている>>PDTレーザー

 

室内作業で大量の水を一気に飲むのは眼圧を急に上げることもあるのでよくないよ、とか

手術件数マジック!件数は延べ人数、何回も失敗し一人で10回手術を受けていても延べ手術件数は10件となるなど数のマジックも披露

 

日米の比較

アメリカでは大学の関与を排除して、国が専門医制度を維持させています。学問のレベルを守ることにかけては一流、賄賂も厳しく禁止、業者は10ドル以上の提供は許可がないとできない

日本では研究費等と名目をつけ、実質的な賄賂が横行。病気も日本的基準をメーカーにあわせ作り出し効かない薬も大学主体の学会がお墨付きを与えメーカーに都合の良いルールに変える

 

テレビでよく宣伝されている眼を洗う容器は使ってはいけない、目の病気を増やす

 

糖尿病性網膜症患者を内科がさらに悪くする理由~

p296では糖質制限者にはお馴染みですが内科医はインシュリン注射や内服薬で血糖を下げようとする

手術でいくら網膜を救っても大量の糖質とインシュリンの治療では早晩血管が破ける

糖尿病の治療では眼科治療と同様に製薬会社の思惑にあわせて都合の良いように学会が病気や治療の基準を変える。学会の重鎮がお米団体や砂糖業界から寄付金をもらいそれらは糖尿病を悪化させないと意見をだしたりしている、と

一番よくないのは血糖をインシュリンで急激に下げ、血糖が強い上下変動をきたしたり低血糖を発症させること。安定させるにはインシュリン等の薬は危険。糖質を多く含む食品を摂らないことが一番の解決策!

 

読み終わって 

ラストは糖尿病患者の話でした

栄養療法で言われていることとも繋がる話なので妙に納得

歳をとり白内障にでもなったら手術はこういう先生にお願いしたい!

と思わずにはいられない本です

よくある眼の病気に関しては大変詳しく載っています

~知らないことが多くためになります~

ただ専門的な話も多く結構飛ばし読みするところも・・・・・

 

 

私は治療法に限界のある保険診療よりも

ベストな治療をしていただける自由診療が好きですが

良い先生にベストな治療をしていただけるなら

安いにこしたことはないですよね

そのための知識を得るのに

(趣味でもありますが)

今後も調べものに邁進してゆきます

 

 

お題「読書感想文」

  

 素敵なクリスマスをお過ごし下さい

 

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